自宅にEV急速充電器は設置できる?

自宅にEV急速充電器は設置できる?
電気自動車(EV)の利用者が増えるにつれて、家にEV急速充電器を設置したいと考える方も増えてきています。しかし、その中には、「自宅に急速充電器は設置できるの?」という疑問を持つ方も少なくありません。 答えは「可能」ですが、いくつかの重要な点を考慮する必要があります。 まず一つ目は、電力供給の問題です。EV急速充電器は大きな電力を必要とするため、家庭用の電源だけでは足りない場合があります。ですから、事前に電力会社や専門業者と相談し、電力容量を確認することが重要です。 二つ目は、設置費用と設置場所です。急速充電器は高価で、さらに専門的な設置作業が必要となります。また、充電器を設置する場所が確保できるか、また安全に設置できるかも重要な要素となります。 三つ目は、バッテリーへの影響です。急速充電はバッテリーへの負荷が大きいため、頻繁に使用するとバッテリーの寿命を縮める可能性があります。 以上のように、自宅に急速充電器を設置することは可能ですが、多くの考慮点があります。したがって、家での充電の主な方法としては、一般的な家庭用コンセントからの充電(レベル1充電)や専用の充電設備(レベル2充電)が推奨されています。
EV急速充電器を設置する際の費用について
EV急速充電器とは、電気自動車のバッテリーを一般の電源コンセントからよりも素早く充電できるための機器であり、高速道路のSAやPA、幹線道路沿いの道の駅、大型商業施設などに設置されつつありますが、それでも全国的に見ると十分普及しているとは言えません。ガソリン車に給油するためのガソリンスタンドのほうが明らかに充実している現状があります。EV急速充電器を設置したいと考える場合、その費用が気になるところですが、本体価格はだいたい300万円前後です。これでも十分に高額であり、個人がマイカー向けに設置するのは少なくともコスト面からは現実的ではありません。そんなお金を出すのであれば街中の充電スポットを利用するか、あるいはEVをやめてガソリン車にし、給油したほうが安く済みます。また、実際の設置にあたっては本体だけで済むわけではなく工事費が必要であり、これは場所にもよりますが本体価格をはるかに超えるケースも少なくありません。